祝☆ドンで束越え～：あれこれ日記２：SSブログ

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祝☆ドンで束越え～　[ワカサギ釣り] [編集]

数日前の会話

「今度はどこに入るの？」

「どん深かな・・・まだわからん」

ポイントがハッキリしないまま
２月７日（日）も早朝から岩洞湖に向かいました。

雪深いだろうし二人だけならそんなに遠くまで行かないでしょう。
旦那の気持ちがハッキリしていないわりにワタシの心はドン深。
風が強く寒いかもしれないので前回より、厚めに着こむ。
速乾性Ｔシャツではなく、保温性重視のババシャツ。

道中、車内気温が－１９まで下がったけど
前日の朝、自宅でその気温を体験していたし
ここは岩洞湖、寒いのは当たり前で”ヘ”とも思わなかった。
気になるのは強風

釣り券とエサをいつもの商店で購入し
レストハウスまで、助手席でのんびり準備しようと思ってたら
小石川の駐車場に入るではありませんか？？

「どこに行くの？」
「８番」
心と身体の準備がまだできておりませぬ。
せめてトイレだけでも

氷上はズボズボで、あっという間に
長靴に水が入って不快。
長靴に穴が開いているもよう。

ところが、そんな足の不快さも忘れるほど
ただ歩くことに苦痛を感じる。
吹き溜まりで膝まで積もった雪の中。
喉は渇くし、どこまで行くのか？
ワタシの記憶の８番はこの辺ではなかろうか？
声をかけようにも遠くて聞こえそうもない
喉がゼイゼイして声を出すもツライ。

ランタンの灯りを目指してひたすら歩くしかない
ワタシとモカ。

何分歩いたとか復路のことを考える余裕もなく
とにかくもう止まってくれーーーーー！！（心で叫ぶ）

８番には先客がいたためこっちまで来てしまったそうだ。
先客っつったってー、たった一張りのテントだったべや～

夜が明けて、自分の場所確認。

その時点で奥地には誰もおらず
テントの陰から奥地に向かって・・・
開放トイレは気持ちいい！！
さっきまでの歩行のツラさはどこへやら

すっきりしたところで釣り釣り。

初っ端からモロコが連続３匹釣れ絶好調！！
そのうちワカ様も時々釣れ出し（笑）
もしかして先週よりペース速い！？
さらに２刀流やってる旦那よりカウンターいってる！？

最近ドン釣法にハマったワタシは
ほどほど釣れるし楽しくてしょうがない

時速何匹とかまったく気にしてないけど
先週の同じ時間帯に比べると数は多いようだった。

かもね～

いつものようにトイレ以外は真面目に釣りに集中
全然飽きません。
他のことやる気にもなりません。
ラーメン担当はいつも旦那。

毎度のことだがテント内で釣果が伸びず
こんな強風の中、外で試す人。
寒さに耐えられずすぐ戻ってきます。

時々アタリが遠のくけど、数分耐えていれば
ちゃんと戻ってきてくれるワカ様達がいるから、ワタシは浮気はしない。
（ちなみに魚探はなしよ）

目標とする数値（年齢、先週の自分など）をクリアし
先週のあの方の

匹もクリアしてしまったその時
この調子なら３ケタいけるかもしれない（いや、イケル

）
一人でニヤってました。

そのカウンター数に気づかず、そろそろ帰ろうアピールする旦那。
ちょっと待ってよ、この数字が目に入らぬか

カウンターがここまで来てルンだよ匹。

しかし、ここからが伸びません。
数分間、アタリが消えた。

確か、予備で開けた穴がマットの下にあったはず・・・
マットをまくりあげ、穴発見。
お願い！３ケタいかせてちょうだーーーーい

何分も待たずしてピクピク。
今まで同様、５～６匹はパタクタ釣れる。
アタリが止まったら、また元の穴に戻りファイト

カウンターとの誤差があってはならぬので
念のため、旦那に数を数えてもらい
いよいよカウントダウンです。
あと３匹・・・
あと２匹・・・
あと１匹・・・

キター！！

数年ぶりの岩洞湖氷上

匹だ～うれしい。
ご協力ありがとう旦那。

その頃になると旦那も帰ることより
俺も１００匹釣りてぇ～の欲望が出ており
目標：二人とも１００匹に変更。

ワタシの縁起物、ドン竿を返還。
そして、そっちのワカ数え、エサ替え、針研ぎ、釣れたワカ外し
下の世話以外は全部お世話。
殿様釣りだ～（笑）

そういえば昔、昔・・・
と言っても、たった９年位前だけど
竿、仕掛けのセット、エサ付け、釣れたワカ外し
全部やってもらっていたお姫様釣りが懐かしい。
その頃の恩返し（借りは返した）。

めでたく二人とも１００匹釣れ
~~気持ち良く~~、復路の遠い道のりを歩く予定だったのだが・・・

テント内の片付けが終わり、外に出てみると
旦那はアンカー用のロープを引っ張り出せなくて四苦八苦。

強風のため、テントを先に片付けたかったが
自分のチカラでは、どうにもならないことはわかっていたので
テントを足で押さえた状態でアンカーのほうに気を取られた
その瞬間

”バホッ”アレ～～

一時は、なんとか間に合いそうな場所まで追いついたけど
再度強い風で一気に空中を回転しながら、ずっと遠くまで飛んで行ってしまった。
どんどん、小さくなる我がテント。
①→②→③

もう追いかける気力も体力もなく
幸い復路のちょっとズレた場所に引っかかったので
一旦、荷物の場所に戻った。

テント担当は辞令をもらった覚えはないが
ワタシだったらしい。
飛ばされてから言われても・・・。

とにかく飛ばされたテントの場所に辿りついて
無事を確認しねばならん・・・
冷や汗＆保温バッチリなババシャツ効果で
汗だくになりながら数分間、膝まである吹き溜まりを歩いた。
一歩、一歩が辛かった。
モカも歩くのが疲れたらしく、足手まとい。
旦那がソリ担当なので背中には背負子。
肩も腰も足の付け根もどっこも痛い（涙）

行きと同じで喉もゼイゼイ
肺まで変になりそうだった。

体力的なことだけでなく
テントをしっかり押さえていなかった自分の責任を感じて
精神的にも心臓がバクバクしていたのかもしれない。

他人様にご迷惑をおかけしなかったこと
テントの負傷もなかったのが幸いでした。

山岸で腰まで雪に埋まりテントを収納する旦那の姿（飛んでるテントも）
写真撮りたい・・・と思ったけど
不謹慎なので我慢しました。
正直、カメラ準備する心の余裕もなかった。

が、あとで写真撮らなかったのか？とツッコまれた（爆）
ちょっと後悔^_^;

私達のワカサギ１００匹の釣果と引き替えの条件が
あまりにもキツすぎます。
当分１００匹釣らなくてもいいじゃ（ウソ）
普通の人にとっては、なんてことない数字なのに・・・トホホ（汗）